私が練功十八法の公認教室を開いた時、まず音楽に合わせて順番を覚えてもらうことから始めました。
その後は「動作指導教本(注)」を元に前段・後段・益気功の動作のポイントやメカニズム、筋肉や関節の動きなども伝えるようにしてきました。これは私にとってもとても良い勉強になりました。
(注)「動作指導教本」は、日本健康づくり協会が作成した練功十八法の指導のための解説書です。
今はグループミーティングをして正しい動作になるための会話を重ね、お互いのグループの動作を見ることを大切にして、皆さんに興味や意欲を持ってもらえるように心がけています。
また、私が教えている大野教室では、毎年市民スクールにおいて「健康呼吸体操〈練功十八法〉」の講師を依頼され、今年で6回目を迎えました。20名前後の参加があり、練功普及指導員(インストラクター)(注)及びその教室の生徒さんのご協力の元で行っています。
(注) 資格については「認定資格」のページをご覧ください。
青森支部でインストラクターの資格を取得した方も2名いらっしゃいます。そのお二人とは連絡を取り合い、年に数回お会いして情報交換をしています。お二人とも目的を持って仕事や教室に練功を生かしています。
「健康呼吸体操」の練功十八法をこれからもさらに勉強して、その良さを伝え続けていきたいと思います。
この写真は3年前、友人のX'masパーティーの余興として練功十八法をインストラクターの松井さんと一緒に披露した時のものです。
前段6節までの5分間の表演でしたが、周りの方々が総立ちで拍手をしてくださいました。