講師紹介:当協会福岡支部長 野上俊介氏
野上氏は、太極拳、合気道、鞭杆(べんかん)などの武術に精通し、練功においても上海公認指導員の資格をお持ちです。
練功を武術的見地から考えるというテーマで、当協会の指導者資格を持つ方々を対象に、特別講習会が行われました。
動作の中で意識をどこに置くかが大事だということ、動作から見た腹式呼吸と胸式呼吸の違い等々、益気功の実際の動きの中でわかりやすく説明していただきました。
野上先生は、武術的な観点から練功動作を見るという新しい視点を提示してくださり、私たちも改めて様々な動作の意味を考えるきっかけとなりました。
今後の練功の指導にぜひ生かしていきたいと感じました。
実りの多い、たいへん意義深い、熱い講習会となりました。
受講者の感想を紹介します。
・専門的な説明で勉強になった
・講義・実技とも楽しく、3時間が短く感じられた
・形で覚えていたことに「そういうことだったのか」と納得ができた
・手足じゃなく身体を中心に考えるということがわかった
・ゆるめたら力が出るとわかった
・違った切り口から練功をみることができ、参考になった
・練功を武術でひもとくとわかりやすく、腑に落ちることが多かった など
野上先生、ご参加くださった皆様、ありがとうございました。